集合写真の舞台裏。思い出を永遠に残す技術と心

この記事では、一見簡単そうに見える集合写真撮影の知られざる難しさと技術的課題について解説します。小さな保育園の卒園写真から大人数の記念写真まで、全員の良い表情を同時に捉える秘訣や、プロカメラマンならではの工夫をご紹介。「全員の目線を集める」「構図のバランスを取る」「光と環境を味方につける」など、集合写真の質を高める具体的なアプローチが満載です。AME TSUCHIの実際の撮影経験から得た知識をもとに、思い出として長く残る集合写真を撮るためのポイントをお伝えします。卒業・入学シーズンを控えた今、お子さんや大切な方々の記念写真をより良いものにしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

春の訪れを感じる季節となりました。桜のつぼみも少しずつ膨らみ始め、山梨の地では桃の花が咲く美しい風景がもうすぐ訪れます。新しい出発の季節でもあり、卒業式や入学式など、大切な節目を迎える方も多いのではないでしょうか。(一方で花粉症に悩まされている方々には、少し複雑な季節かもしれませんね。幸い私は花粉症知らずなので、花粉症の家族からよく冷たい目で見られますが…😅)

この時期は、新しい始まりや希望が感じられると同時に、多くの人々が悩みや不安を抱えているかもしれません。
どんな方にも、明るく暖かい春のような気持ちが訪れるといいですね。

思い出を形に残す大切な仕事

この季節、AME TSUCHIでは恒例のお仕事があります。子どもがお世話になった縁で、山梨市の風の子保育園様から毎年集合写真の撮影をご依頼いただいています。コロナ禍ではマスク着用や撮影の中止など苦労もありましたが、今は子どもたちの素直な表情を撮れるようになって、正直ホッとしています。

卒園式での娘5年前

幼かった子どもたちが成長し、少し頼もしく、ちょっと凛々しく見える卒園の記念写真。アルバムやデータとして長く手元に残るものだからこそ、その時間を大切にして撮影させてもらっています。子どもの成長って本当にあっという間ですよね。

集合写真の知られざる難しさ

風の子保育園

集合写真は、「誰でも撮れそう」と思われがちですが、実はプロフェッショナルの技術が最も問われる撮影の一つです。

技術的な課題

  1. 全員の表情とタイミングを捉える難しさ
    10人いれば10通りの表情があります。特に子どもたちは予測不可能な動きをするため、全員が良い表情で写っている一瞬を捉えるには、経験と技術、そして少しの運が必要です。
  2. レイアウトと構図のバランス
    身長差のある集団をどう配置すれば全員が自然に写るか。前列と後列の間隔、左右のバランス—これらすべてが最終的な写真の印象を左右します。
  3. 照明と環境への対応
    屋外での撮影では、刻一刻と変わる光の条件に素早く対応する必要があります。室内では、限られた空間で全員が収まるよう工夫が求められます。

私の尊敬する写真家の一人、鹿野貴司さんもTwitterでこう語っています。

AME TSUCHIの集合写真へのアプローチ

集合写真を「ただの記録」から「感動の瞬間」へと変えるために、AME TSUCHIが大切にしていることをご紹介します。

1. 事前の十分な準備

撮影前に会場の下見を行い、最適な撮影ポイントや照明条件を確認します。園児さんの場合は、保育士の先生方と事前に打ち合わせを行い、園児たちが最もリラックスできる環境づくりを心がけています。

2. コミュニケーションを大切に

特に子どもたちの撮影では、カメラマンとの信頼関係が写真の出来栄えを左右します。撮影前の会話や簡単なゲームを通じて、自然な笑顔を引き出せるよう心がけています。

3. テクニカルな工夫

複数のカメラやレンズを使い分け、様々な角度から撮影することで、一人一人の表情が最も良く映る瞬間を逃しません。また、後処理でのレタッチ技術も駆使して、全員が最高の表情で写る一枚を作り上げます。

思い出づくりの喜び

写真編集作業で、画面越しに子どもたちの生き生きとした表情を見ていると、自然と笑顔がこぼれます。これは「良い仕事ができた」ことの何よりの証。お客様から「子どもの自然な笑顔が撮れて嬉しいです。」とのお言葉をいただいたときは、この仕事をしていて本当に良かったと心から思います。

集合写真は難しいからこそ、やりがいがあります。特に卒園や卒業といった節目の写真は、家族の思い出として長く残るものです。「あの時の集合写真、〇〇ちゃんの表情がすごく良くて宝物なんです」と後で聞くと、ちょっと誇らしい気持ちになりますね。

これからの季節に

だんだん暖かくなってきて、山梨市では桃の花がもうすぐ咲き始めます。個人的にも毎年楽しみにしている風景です。

卒業・入学シーズンの集合写真や記念撮影のご相談があれば、お気軽にAME TSUCHIまでご連絡ください。小規模な保育園や幼稚園、学校行事など、規模に関わらず対応させていただきます。「難しそうだけど、できる?」という相談も大歓迎です。

花粉症の方々も、そうでない方も、春の訪れを少しでも楽しめる日が増えますように。私は相変わらず花粉症知らずで、家族には羨ましがられています(笑)。

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