2025.12.10
ドローン申請ルールが整理されます。知らなくても困らないけど、読むと安心できる話(2025年12月)
こんにちは。
だいぶ久しぶりの投稿になってしまいました。
ありがたいことに現場が続き、山に入って撮影したり、編集に追われたり…。
文章を書きたいと思いながらも、心にほんの少しの余白をつくるのが難しい日々でした。
ようやく少し落ち着いてきたところ、「これは書いておきたいな」と思った制度の変更がありました。
でもご安心ください。ドローンを触ったことがない方でも読める内容です。
今回の変更は“初心者は気にしなくてOK”です

2025年 12月18日 に、国交省が無人航空機の「許可・承認申請」の審査要領を改正します。
その前後の
12月15日〜18日は DIPS の許可承認申請の受付が停止 になる予定です。
とはいえ、
「申請が複雑になるのでは?」
「専門家じゃないとわからないのでは?」
と心配しなくて大丈夫です。
ざっくり言うと今回の改正は、
“古い制度で使っていた一部の省略ルールが整理されるだけ”
という内容だからです。
なぜ今?背景には”3月の簡素化”があります

実は、2025年 3月の改正 で
申請の書類がかなり整理され、負担が軽くなったばかりなんです。
- 申請書式が簡素化
- 提出項目が見直し
- 添付資料の多くが省略可能に
この“簡素化”を踏まえて、
12月は 古い優遇制度の見直し が入る、という流れ。
つまり、
3月で軽くなる → 12月で古い制度を整理する
という段階的なアップデートです。
だから負担が急に増える、という話ではありません。
どこが変わるの?廃止される3つの“古い制度”

12月18日から廃止されるのは以下の3つです。
1. 国交省HPに掲載されていた特定機体での資料省略
かつて「この機体なら書類を少し省略できる」という仕組みがありました。
2. 民間技能認証(旧制度)による資料省略
昔の講習団体が発行していた認証の特典です。
3. 航空局HP掲載講習団体の飛行マニュアルの使用
以前はこのマニュアルを使うと申請がラクでしたが、それも廃止。
これらは旧制度に紐づいたもので、
新しい国家資格制度(無人航空機操縦者技能証明)が広まり、役割を終えた流れです。
逆に“続く優遇”もあります。ここは大切なポイントです

廃止されるものがある一方で、今後も続く優遇 があります。
■ 機体認証
(カテゴリーII以上に対応した認証機)
→ 書類の一部が省略できるメリットは継続。
■ 無人航空機操縦者技能証明(国家資格)
→ 国家資格保持者の省略メリットも継続。
つまり、
“旧制度の優遇が終わるだけで、本命の制度はそのままメリットが残る”
ということ。
AME TSUCHIでの運用は、国家資格(無人航空機操縦者技能証明)をベースにしたものですので、今回の変更による実務的な影響はほとんどありません。
ここだけ読めば十分:3つのポイントまとめ

① 許可申請が必要な場面(DID・夜間・目視外など)は変わらない
② 一部の人だけ書類が増えるかも、という程度
旧・民間技能認証だけで運用していた人が対象。
③ 制度はむしろ整理されてシンプルに近づいている
3月の簡素化 → 12月の整理
という順番です。
AME TSUCHIとして、現場で大切にしていること
制度はもちろん大切ですが、実際の現場で本当に大切なのは
安全・配慮・段取りです。
- 撮影場所の調整
- 地権者への確認
- 風・地形・人の動きの判断
- トラブル時のバックアップ
- “見えない準備”の積み重ね
こうした部分が、依頼者にとっての安心につながると感じています。
今回の制度変更は、そうした“安心の土台”をつくるためにも、しっかり追いかけておきたい内容でした。
制度よりも“安心できる進め方”が大切だと思っています

まとめると、
- 12月18日に古い省略制度が廃止
- 背景には3月の簡素化がある
- 初心者はこれまで通りでOK
- 国家資格や機体認証のメリットは継続
制度は変わっていきますが、
AME TSUCHI が大切にしているのは、
「依頼してくれる人が、安心して任せられる状態」 をつくることです。
そのための準備や丁寧な進め方は、これからも変わりません。
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山梨もすっかり冬の空気に包まれました。
朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたが、どうかあたたかくしてお過ごしください。

Drone Movie Contest 2024 グランプリ/審査員特別賞、JAPAN DRONE CINEMA AWARD W受賞。東京カメラ部「動画クリエイター2023」10選。国家資格・一等無人航空機操縦士(夜間・目視外)および無人航空従事者1級を取得。デジタルハリウッド「空撮クリエイターコース」講師(空撮ストーリーテリング担当)、国家資格講習の修了審査員としても活動。安全性と信頼性を重視したドローン運用を軸に、ディレクター/デザイナー/フォト・ビデオ・ドローングラファーとして、「自分自身が心を動かされた人や風景」の魅力を、多角的な視点から伝える制作を行っている。
![知らなくても困らない。 でも、知ると少し安心できる話。 [ドローン申請ルールの整理]](https://ametsuchi.design/wp-content/uploads/2025/12/Image_g76trlg.jpg)



