写真展の様子

写真展の魅力を凝縮。 〜ファインアート紙に印刷された作品に込めた想い。

写真家の想いが凝縮された一枚に出会える貴重な機会がここにあります。AME TSUCHI代表・大沢の写真展「OKUDAKE -The Mountain Where Kami Dwells-」は、屋久島の自然の息吹と、それを撮影した作者の想いが作品に込められた展示です。ファインアート紙に印刷された作品の鑑賞とアーティストステートメントを相互に味わうことで、写真が単なる風景の記録ではなく、作家の想いが凝縮された作品であることに気づかされます。自然の魅力に触れると同時に、新たな写真の魅力にも出会える絶好の機会をお見逃しなく。

写真展もあと僅か

「写真に映る景色は美しいけれど、写真に映る風景以上の想いが伝わってきた」。そうお話をいただくことが多いこの写真展、私がみなさんに感じてもらいたかった本当の魅力が少しでもお伝えできれば嬉しいです。
AME TSUCHI代表・大沢の写真展「OKUDAKE -The Mountain Where Kami Dwells-」は、屋久島の自然の息吹と、それを撮影した作者である私の想いが凝縮された一枚一枚の作品から成る展示会です。単なる景色の美しさだけでなく、写真に込められた作家の強い想いが伝わることこそ、この写真展の最大の価値だと思っています。
今回は、その作品作りの過程と、一枚の写真から伝わる想いの深さをご紹介します。写真を鑑賞する新たな視点に出会えれば幸いです!

撮影から伝えたかったメッセージ

屋久島の奥岳に残る太古の森を撮影するにあたり、撮影期間中は過酷な登山を体験しました。通常の登山に加え、ドローンやカメラ、レンズ、三脚、バッテリーなどをバックパックに積み込み、食料も最低限に抑え、身体の限界を感じながら登山をしました。しかしそこで出会った朝焼けの絶景は、それまでの苦労を拭い去るほどの感動をもたらしたのです。

“人生の道のりで行き詰まりを感じるときもあるかもしれません。でも希望を持ち続けていれば、必ず光が待っています”

そんな私の想いを、カメラに収めた奥岳の風景写真に込めています。奥岳の幻想的な朝日と、苔むした原生林の美しさから、ご先祖である私たち日本人が大切にしてきた自然への畏敬の念を強く感じました。

人間にも自然にも試練は訪れますが、それを乗り越えた先に待っている希望の景色こそが、この作品の核心です。奥岳に広がる荘厳な朝焼けの景色、この絶景を私たち祖先の人たちは神と感じ崇めてきたのだろうと過去の祖先と意識がシンクロしたような気がしました。

そして屋久島に広がる太古の森が、つい最近(1960年代にはピーク)まで過剰な伐採により、貴重な原生林が失われる危機にあったのです。壮大で美しい風景の裏側にもある自然を守り抜いた先人たちに敬意を込めて展示を企画しました。

縄文杉のプリント

レタッチとプリントによる想いの表現

作品に込めたメッセージを表現するため、レタッチ(現像)とプリントにもこだわりました。

デジタル現像ではRAWデータの高い自由度を活かし、実際に私が目にした空気感や色調を徹底的に再現しています。そしてプリントは伝統の「竹和紙」を使用、日本の自然の息吹をより感じさせる仕上がりを目指しました。

“作家の目を通して切り取られた奥岳の景色”がダイレクトに伝わるよう、丁寧な作品作りを心がけました。写真を鑑賞するだけでは気付けない作者の想いを、この作品作りを通して表現、みなさんにお伝えできるように心を込めて印刷まで仕上げています。

アーティストステートメント~作品の核心

この写真展のハイライトは、作品の”核心”ともいえるアーティストステートメントにあります。

アーティストステートメントとは、作家が作品に込めた想いを文章で表した言葉のこと。普段は見ることのできない、作家の内なる想いを垣間見ることのできる重要なものです。

今回の展示作品をご覧いただき、そしてアーティストステートメントを通すことで私が奥岳での過酷な体験から希望をどう見出したのか、その物語が浮かび上がってくるはずです。

写真作品を鑑賞し、さらにそこに込められたアーティストステートメントを味わうことで、奥岳の自然を通して私が皆さんにお伝えしたいメッセージを実感できることと思います。

作品に宿る作家の想いを知ることなくしては、写真の本当の価値を理解することはできません。アーティストステートメントに触れることで、作品の新たな一面、楽しみ方が見えてくることと思います。

フォトアート作品に触れる新たな視点を

作品を前にすると、普段スマホなどで見慣れている写真とは違い、印刷された紙の質感やアーティストステートメントといったものから、また違った写真への想いが感じられるはずです。今回の展示では、作品に私が込めたメッセージそのものが、鑑賞の見どころとなっています。

「写真は単なる風景の記録ではありません。作家の伝えたい、想いが凝縮された、ひとつの作品なのです。」

今回の展示は、そんな新しい写真の魅力に出会える機会となることでしょう。屋久島の壮大な自然の息吹と作者が感じ、伝えたい想いに触れたくなった方という方は、ぜひ会期中の会場に足を運んでみてください!

写真展閉会まであと僅かです!

CASA FRUTTAいちごのスイーツ

写真展「OKUDAKE -The Mountain Where Kami Dwells-」は4月27日(土)までの開催です。会場のCASA FRUTTAさんでは、作品のほかに、摘みたて旬のいちごを贅沢に使用したフルーツスイーツも味わえますので、絶品のフルーツとスイーツを楽しみながらごゆっくりとお過ごしいただければと思います。

また会期中は不定期で、記念撮影のフォトシューティングイベントも実施中です。AME TSUCHIのInstagramでスケジュールをチェックして、思い出の1枚を残してみてはいかがでしょうか。

自然の息吹と人の想いが交わる、新しい写真の魅力に出会える機会を一生懸命作らせていただきました。お時間ありましたらどうぞお気軽にご来場ください!

収穫そのままの新鮮さを味わう 〜 CASA FRUTTAの"Farm to Table"と動画制作の活用

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